板橋区議会議員の近藤タカヒロです。
今回私は、令和6年8月1日に開催されました、長崎原爆犠牲者慰霊祈念式典に参列してきました。
原爆によりお亡くなりになられた方々、被爆された方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また前日には、長崎原爆資料館を視察し、被爆された方の講演会に参加しました。
79年前に被曝し、家族を失った方の講演は、聞いていて涙が出てくるような壮絶な体験談でした。
このような体験を後世の子供達が体験することがないよう、「長崎を最後の被爆地に」との想いの元、90歳を超えられた今も、講演を続けていらっしゃいます。
戦争を繰り返さないために、この世界で核の悲劇を繰り返さないために何ができるのか。
人間には想像力があります。
実際に体験していなくても、原爆の記憶に触れることで、自分ごととして、家族を失う悲しみ、目の前で人が死んでいくのに何もできない辛さ。
痛みや悲しさを想像し、共感することで被爆者の想いを少しでも受け継ぐことができるのではないでしょうか。
戦争の凄惨さ、核の悲劇の記憶を広く世界に伝えていかなければならない、被曝という凄惨な体験の記録、記憶を少しでも薄れないように後世に伝えていく努力が何よりも大切だと強く感じました。