全国から注目を集める『柏の葉アーバンデザインセンター』に視察に行ってきました(板橋区議会議員 近藤タカヒロ)

板橋区議会議員の近藤タカヒロです。

近藤タカヒロ

去年にはなりますが、千葉県柏市にある、持続可能な社会の実現を目指した先進的な都市モデルとして全国的にも注目を集めている「柏の葉アーバンデザインセンター」に視察しに行ってきました!

目次

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)とは

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)とは、2006年11月に柏の葉キャンパス駅前に開設された、公(市や県)・民(市民や企業)・学(大学や研究機関)が連携する拠点のこと。

設立以来、スクールやワークショップ、交流イベントやフォーラムなど、人と人、人とまちをつなぐ多様な場づくりを行い、まちの将来構想やその実現に向けたプロジェクトを企画・推進。

UDCKは、柏の葉アーバンデザインセンター(Urban Design Center Kashiwa-no-ha)の略。柏の葉のまちの“未来”を議論し、それを形にしていく(デザインする)ために、まちに係る多様な人々が従来の組織や立場を超えて日常的に集うための場所です。

引用:UDCK公式ホームページ

UDCKは、つくばエクスプレスの整備を契機に進む大規模開発の中心的存在であり、地域住民と行政、企業、学術機関の連携を強化しながら、未来志向のまちづくりを牽引しています。

柏の葉アーバンデザインセンター

視察:令和6年11月22日(金)
場所:千葉県柏市若柴178-4柏の葉キャンパス148-4 東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト103
HP:https://www.udck.jp/

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)の視察目的

官・民・学の連携の元、先進的なまちづくりを進めている柏の葉アーバンでゼインセンターを視察し、板橋区のまちづくり推進の参考にするために、私近藤が主催をし訪問しました。

近藤タカヒロ

ここで得た知見を板橋区のまちづくりに活かし、さらに推進していくことを目指しています

また、視察では金沢市の地域文化醸成施設も訪れ、芸術文化の充実と向上に資する取り組みを学びました。

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)が全国から注目されるポイント

つくばエクスプレスの整備をきっかけに、大規模開発が進む柏の葉では、地域の大学や研究機関と連携した未来志向のまちづくりが進展しています。

UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)は、こうした取り組みを推進するために、公(市や県)、民(市民や企業)、学(大学や研究機関)が協力する拠点として、2006年11月に柏の葉キャンパス駅前に設立されました。

設立以来、UDCKはスクールやワークショップ、交流イベント、フォーラムなど、多様な交流の場を提供し、人と人、人とまちを結びつける活動を展開。

さらに、まちの将来構想を描き、その実現に向けたプロジェクトを企画・推進しているところも全国から注目されているポイントです。

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)の視察箇所

自動運転バス実証実験試乗

柏の葉UDCKでは、自動運転バスの実証実験が行われています。

この実験は、自動運転によるバス事業の営業運行を目指し、運行中の課題を把握し、その解決方法を検証することを目的としています。

自動運転バスは、一般車両が走行する公道約2.3kmと東京大学柏キャンパス内0.3kmを含む、全長2.6kmの一部区間で運行されました。

近藤タカヒロ

この取り組みは、国土交通省が選定したスマートシティモデル事業の一環であり、「柏の葉スマートシティコンソーシアム」による先行モデルプロジェクトの一つとして位置付けられています。

自動運転バス実証実験試乗は、視察など見学ツアー向けのみで、一般客の乗車はありません。

柏の葉アーバンデザインセンター見学

柏の葉スマートシティでは、スタートアップのビジネスを支援するための多彩な施設やプログラムを提供しています。

街全体を「イノベーションフィールド柏の葉」として位置づけ、実証の場を整備するとともに、新産業の創出を目的とした「KOILシリーズ」を展開しています。

KOILでは特にベンチャーやスタートアップの支援に力を入れており、

KOILでの支援
  • 会社の成長ステージに応じたオフィス選択
  • メンターによるビジネスプランのアドバイス
  • 企業とのマッチングによる技術開発や機能拡充
  • アジアを舞台としたビジネスプランコンテスト
  • ドローンやモビリティ用試験場、ラボの活用

上記のような支援が受けられます。

また、実現したい事業や目的に応じて、コワーキングスペースや実証施設、事業成長支援プログラムといったハード面とソフト面の両方で多様なサポートを行っているとのこと。

近藤タカヒロ

これによりスタートアップが新たな挑戦に向けて大きな一歩を踏み出せる環境が整えられているそうです。

かけだし横丁

「柏の葉かけだし横丁」は、地域に新しいコミュニティと賑わいを生み出すことを目的に、柏の葉スマートシティの玄関口である柏の葉キャンパス駅北側高架下に開発されています。

この施設は、「屋台」をモチーフにした小型の飲食店舗で構成されており、各店舗の個性豊かな店主と、地域に暮らす住民や周辺で働く方々、大学関係者、訪問者など、多様な人々が交流する場となっています。

施設内では、活発なコミュニケーションが繰り広げられ、常に賑やかで笑いにあふれる雰囲気が広がっています。

このような取り組みが、新しいコミュニティづくりの起爆剤となり、街全体の活力を高めています。

近藤タカヒロ

また、鉄道高架下を有効活用して賑わいを創出するこのモデルは、板橋区のまちづくりにも大いに参考になると感じました。

あ・し・た、柏の葉データプラットフォーム

まちの健康研究所「あ・し・た」は、「あるく」「しゃべる」「たべる」をテーマに、地域の健康づくりを支える拠点として設立されました。

施設内には、それぞれのテーマに関連したブースが設置されており、小さなお子さまから高齢の方まで、あらゆる世代が役立ち、楽しめる最先端の健康体験や情報が提供されています。

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)の視察を経て

柏の葉アーバンデザインセンターが推進してきた官・民・学の連携によるまちづくりは、今後再開発が進む板橋区にとっても、方向性の参考になる点が多く見受けられました。

特に、「KOIL」で実施されているベンチャー支援の取り組みや、「あ・し・た」で展開されている健康促進の活動は、板橋区が抱える課題(産業振興や高齢者のフレイル予防など)とも一致しており、多くの示唆を得ることができました

今後も柏の葉アーバンデザインセンターの先進的な取り組みを注視し、それを区政に取り入れていきたいと考えています。

近藤タカヒロ

近藤タカヒロは、板橋区の区議会議員として、板橋区をもっと住みよい街にするために尽力していきます。応援のほどよろしくお願いいたします!

近藤タカヒロ

近藤タカヒロは、自由民主党、板橋区議会議員です。

地元板橋区の皆さまに「明るい未来を想像し、創造する」この想いを胸に、皆さまの声を議会に届けます。

近藤タカヒロOfficialホームページ

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