
板橋区議会議員の近藤タカヒロです。

今回、令和7年5月27日、旧板橋第九小学校にて、「令和7年度 板橋区・消防署・消防団 合同水防訓練」が開催されました!
板橋区と東京消防庁板橋消防署・志村消防署、消防団、関係機関が連携して、台風や集中豪雨のシーズンなど、水害への備えを確認する目的で行われたものです。
令和7年度 板橋区・消防署・消防団合同水防訓練


- 日時:令和7年5月27日(火曜日)10時00分~11時30分
- 場所:旧板橋第九小学校(板橋区栄町6-1)
- 主催:板橋区、東京消防庁板橋消防署・志村消防署、消防団、関係機関
消防署・消防団合同水防訓練の主な目的は、台風や集中豪雨の発生が増える時期に備え、実際の水防活動を見据えた連携体制の確認と、防災意識の向上です。







当日は事故なく実施され、多くの関係者が真剣な面持ちで訓練に参加されていました。
板橋区の水害対策・実施工法等


今回の訓練は、水害前に「何をするか」「どのように協力するか」を事前に確認し、災害対応の実践力を高める貴重な機会です。
- 住民工法・都市型工法
家庭にある身近なものを活用し、あくまでも小規模な水災で、水深の浅い初期の段階に地下室等への浸水を防止する工法です。 - 改良積み土のう工法
土のうと防水シートを併用し、土のうのすき間からの漏水を防ぎながら越水を防止するもので、水勢がある場合に有効な工法です。 - 積み土のう工法
土のうを積んで越水を防止する工法です。 - 鋼板防護工法
鋼板及び支柱を用いて越水を防止するもので、支柱を鋼板に通して地中に打ち込み、補強のため土砂を盛る工法です。 - 連結水のう・タイガーダム
積み土のうに代わる重布製折りたたみ式の水のうと筒形で自在に形を変えて使用できる水のうです。 - 排水活動
地下や家屋に浸水した水を排水する活動です。水槽2個を活用し訓練を実施します。 - 救助活動
河川に取り残された傷病者を救助隊の資器材を活用して救出し、救急隊により医療機関へ搬送する救助活動です。
板橋区合同水防訓練PDFより引用


過去にあった水害の様子です。
災害時の自助・共助の強化に向けて


日常中には、以下の対応が、災害時の被害軽減に直結します。
- 雨水ます周辺の掃除
- 土のうステーションの位置確認と使い方の把握
- 防災アプリ等への登録
板橋区では、水害に備えてさまざまな取り組みを行っています。




区内複数箇所に設置された土のうステーションでは、必要時に土のうを持ち出すことが可能です。


さらに、防災アプリやハザードマップの活用も呼びかけられており、区民が自主的に災害に備えられる体制づくりが進められています。
「日ごろの備え」が命を守る【板橋区の水害対策】


今回の合同訓練は、災害が起こる前に「どのように行動するか」を確認し、連携の大切さを学ぶ機会となりました。



普段から訓練をされている関係者の皆さま、いつも本当にありがとうございます!
板橋区では、引き続き地域・消防署・消防団と連携を深めながら、水害などの自然災害に強いまちづくりを目指しています。
私たちもハザードマップの確認や防災用品の備えなど、できることから日々の対策を始めてみてください。